発酵マイスターになりました。資格取得理由や取得してよかったことをご紹介!

発酵記録

半年ほど前に、日本発酵文化協会で、発酵マイスターの資格を取得しました。資格取得後、妊娠がわかり、発酵暮らしができなくなっていましたが、産休に入ったので今更ながら記録しておきます。

発酵マイスターの資格取得の理由

私が発酵に興味を持ったのは、2013年頃の塩麹ブームの時。ちょうど、一人暮らしを始め自炊をするようになった時に、ミーハーな私はブームに乗って塩麹を使ってみました。すると、パサパサして美味しいと思ったことがなかった鶏胸肉がびっくりするほど柔らかくしっとり。旨味もあり美味しくなったことから「この塩麹って何者なんだ?」「発酵食品なの?」と発酵のことや塩麹のことについて深く知りたいと思うようになりました。

その時にたまたま発酵マイスターの資格を持つ友人と知り合い、発酵の勉強をしたかった私はすぐさま日本発酵文化協会のベーシック講座を受講。すると奥深い講座の内容にすっかりハマってしまい、さらに深く学ぼうと、昨年発酵マイスターを取得することを決意しました。

発酵マイスターになるには

発酵マイスターとは、日本発酵文化協会で取得できる資格です。

発酵マイスターとは、日本発酵文化協会認定の公式資格です。
ベーシック講座の4教室をご受講いただき、発酵教室だけでは学びきれない「発酵学」の魅力をより生活に密着した形で学んでいただける講座です。

引用元:発酵マイスター養成講座 | 日本発酵文化協会

発酵マイスターになるには、2つのステップをクリアしないとなりません。

【ステップ1】ベーシック講座の受講

まず、日本の発酵食品として代表的な麹・甘酒・味噌・醤油の4つの教室(ベーシック講座)を受講します。これは実習などもあり、楽しみながら発酵の基礎を学ぶことができます。

▼ベーシック講座の内容はこちら

【2021年最新版】日本発酵文化協会のオンラインベーシック講座を受講しました。
発酵マイスターの資格取得のために受講必須である「ベーシック講座」。私も発酵マイスターの資格を取得した年から毎年受講していますが、今年もオンラインでベーシック講座を受講しました。オンラインベーシック講座の概要については、2020年度の受講時に...

【ステップ2】発酵マイスター養成講座の受講

ベーシック講座を全て受講すると、発酵マイスター養成講座を受講できます。(私の時は試験までにベーシック講座を受ければ同時に受講することも可能でした。)この養成講座は、基本的には座学で丸4日間みっちり発酵学を習得します。

kana_hakkou
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午前から午後まである発酵マイスター養成講座は、お昼ごはん付き!ふんだんに発酵食品を使ったメニューをいただきました。美味しいことはもちろん、発酵ごはんの参考にもなり毎日楽しみでした♪

【ステップ3】試験&レポート提出

発酵マイスター養成講座で勉強した内容に関する試験、及び、レポート提出を行います。これに合格すると、晴れて発酵マイスターの称号を得ることができます。

kana_hakkou
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発酵マイスターの資格取得(ベーシック講座→発酵マイスター養成講座→試験)のためには少なくとも2〜3ヶ月はかかります。座学だけではなく、実技やレポート作成を通して多角的に学ぶことができたり、日本だけではなく海外の発酵食品にも触れることができます。私の独学で学べる範囲は超えていたので、発酵マイスター養成講座を受講できてよかったと思っています。

※最新の発酵マイスターの資格詳細については、日本発酵文化協会のサイトをご覧ください。

発酵マイスターの資格をとってよかったこと

発酵マイスター養成講座の資格を取ろうか考えている方へ、発酵マイスターの資格をとってよかったことをご紹介します。

  • 発酵の世界を学ぶことができる(「塩麹だけ」「甘酒だけ」「味噌を作りたいだけ」…ならベーシック講座でも学ぶことができますが、全体像を知りたい方は養成講座の受講がオススメです。)
  • ここでしか得られない情報や体験が詰まっている(化学的な話、日本世界各国の発酵食の話、様々な発酵食の味比べ、食べたことのない発酵食の体験など。独学やオンラインの世界ではできない様々な学びを得ることができます。)
  • わからないことはその場で質問できる(物理的に見えないことを勉強していると、わからないこともいっぱい出てきました。けれども、講師にすぐに質問ができたり、一緒に受講した仲間に相談できたりする場があるのは良い環境でした。)
  • 発酵の仲間ができる(養成講座では丸4日間、朝から夕方までお勉強をします。お昼はランチ付きです。これだけ密な時間を過ごすと、同じ期に受講した仲間とは自然と仲良くなれます。色々なバックグラウンドを持ちながらも発酵好きという共通点のある方々と出会える場は非常に貴重であり、私にとって最も良かったことです。)
  • 発酵マイスター・発酵プロフェッショナルが参加できる定例会やワークショップがある(資格を取得したら終わりなわけではなく、その後も定期的に定例会やイベントなどが開催されています。取得後も最新の情報を得る手段や発酵の世界に触れる時間があることはありがたいです。)

実は、発酵マイスターの資格取得前に、オンラインで別の発酵の資格を学んでいました。受講価格は発酵マイスターよりもリーズナブルでしたが、映像を見ながら勉強する方法は、私には合いませんでした。

kana_hakkou
kana_hakkou

質問が出来る環境はあってもオンラインだと気軽に問題解決できなかったり、わかった気になりやすかったりするんですよね…。

その点、発酵マイスターは、発酵の知識を体系的に学ぶことができ、発酵の仲間を作ることができ、私には最適でした。資格取得後、より発酵のことが好きになったと実感しています。

もちろん発酵マイスター以外にも、発酵を勉強することができる資格はいろいろあります。私も最初はいろいろ調べて比較検討しましたが、各資格の概要を見ても正直わかりませんでした。そこで、まずは実際に受講してみて相性を確かめると良いと思います。発酵マイスターのベーシック講座は単体でも受講できるので、お試し感覚で始めることも可能です。発酵の世界はとても面白いです!どんな形であれ、発酵の輪がますます広がっていきますように…私もブログで発信していきます。

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