発酵マイスターの資格取得のために受講必須である「ベーシック講座」。私も発酵マイスターの資格を取得した年から毎年受講していますが、2020年からオンラインでも受講できるようになったとのことで、今回はオンライン受講してみました。
日本発酵文化協会のベーシック講座とは?
そもそも、日本発酵文化協会のベーシック講座とはどういうものなのか、簡単にご紹介します。協会のサイトには下記のように説明しています。
ベーシック講座では、日本古来の発酵食品でも代表的な麹・甘酒・味噌・醤油の4つの教室を開講しています。どなたでもお気軽に受講していただけます。また、発酵マイスター養成講座を受講するための必須基本科目です。
私も数年前に「塩麹って、お肉が美味しくなるけど、何者?もっと知りたい!」と思い、ベーシック講座(麹講座)を受講。発酵について、全く無知の状態で受講しましたが、とてもわかりやすく楽しい講義内容で、塩麹、そして発酵食品の魅力を知りました。
これをきっかけに発酵の世界にハマり、麹講座だけではなく、味噌講座、醤油講座、甘酒講座とすべてのベーシック講座を受講。気がつけば、発酵マイスター養成講座に参加し、発酵マイスターの資格を取得していました。
そして、発酵マイスターになると、年に一度更新があります。更新費用はかかりますが、更新特典として、協会主催のベーシック講座4教科(甘酒・麹・味噌・醤油)の無料受講資格、協会主催の企業セミナー又は蔵元セミナーの無料受講資格(ワークショップ、特別講座、イベント、ツアーは対象外)が与えられます(※投稿日現在の情報です)。
私はこの更新特典を使って、毎年、ベーシック講座を受講しています。
「同じ講義内容なのでは?」と思う方もいるかと思いますが、ベースは同じでも流行に合わせた情報を取り入れて講義をしていただけるので、毎年受講することで知識のアップデートが出来て、とても有意義な時間となっています。
発酵の世界は毎年新しい情報が出てきます!それを講師の方がわかりやすく説明してくれるので、「昔、発酵のことを学んだ」という方にもオススメの講座です。
オンラインベーシック講座とは?
そんなベーシック講座ですが、コロナ渦をきっかけに、オンラインでも受講できるようになりました!
内容はリアルと同じ、強いて言えば試食がありませんでしたが、試食の分も講義時間に当てられていたので、内容がより充実しているようにも感じました。
今回オンライン受講した講義は、「麹講座」と「醤油講座」です。実際にどんな感じだったか、下記でご紹介していきます。
麹講座と醤油講座を受講してみた!
オンラインベーシック講座に申し込むと、このような形で教材が送られてきます(写真は麹講座のもの)。
麹や塩などは、しっかりグラム数が計られた状態で届き、至れり尽くせり。容器などもしっかり入っているので、用意したものといえば水くらいでした。
届いた教材を並べ、PCを準備し、前日送られてきたURLにアクセス。
実際に受講してみましたが、リアルと同じように講義を受けることができました。
質問もチャットや音声で送ることができます。「リアルよりも質問しにくいかな〜?」と最初は不安でしたが、講師の藤本先生が受講者が質問しやすい環境を作ってくれていたので一切リアルとオンラインの差を感じませんでした。
オンライン講座は、日本全国、世界各地からリアルの時よりも多くの人が参加していて、とても活気があるように感じましたし、発酵マイスターの時にお世話になった発酵のプロである藤本先生の講義を再び受講できるのはとても嬉しかったです。
作った麹と醤油はこんな感じ。
これから時間をかけて発酵していくのが楽しみです♪
特に醤油は、材料の醤油麹が手に入りにくいこともあり、なかなかおうちで作ることができないので、こういう講座を利用して醤油作りを体験するのは面白いですよ!
今年は赤ちゃんも産まれたしベーシック講座に参加出来ないかな…と諦めていましたが、オンライン受講ができるようになったことで、子供がいながらでも参加できてありがたかったです。発酵食品は、免疫力を高めてくれたり栄養価も高いので「家族の健康を守りたい!」と考えるママさんにもオススメです。ご興味ある方は日本発酵文化協会サイトをぜひチェックしてみてくださいね♪
▼ベーシック講座の詳細はこちらでもご紹介中!