妊婦は甘酒を飲める?「飲む点滴」と言われる麹の甘酒がおすすめ!

栄養豊富で甘くて美味しい甘酒ですが、「酒」というワードが入っているので、アルコールが入っていないか心配な方も多いと思います。今回は、妊婦さんが飲んで良い甘酒についてやその効果をご紹介します。

目次

妊婦さんにおすすめの甘酒

甘酒には2つの種類があります。

酒粕の甘酒:「酒粕+砂糖+水」で作られたもの
米麹の甘酒:「米麹+水(+ご飯)」で作られたもの
「甘酒」というとよくお正月に神社で振舞われるものをイメージする方が多いと思いますが、これは「酒粕の甘酒」です。酒粕を使用しているので、アルコールが含まれており、甘くするために砂糖も入っています。
一方で「米麹の甘酒」は、米が原料なので、アルコールは含まれていません。発酵する過程で甘くなるので砂糖も不使用です。「飲む点滴」「飲む美容液」とも呼ばれています。

上記の説明からも分かる通り、妊婦さんにおすすめの甘酒は、米麹の甘酒です。アルコールや砂糖が含まれてない上に栄養豊富なことから、私も妊娠中には積極的に飲んでいました。

妊婦さんに米麹の甘酒が良い理由

それでは、なぜ、妊婦さんが米麹の甘酒を飲むと良いのでしょうか?その効果を詳しくご紹介していきます。

お腹の中で赤ちゃんを育てるために大切な「葉酸」が含まれている

私が妊娠して産婦人科に通い始めた時、お医者さんから真っ先に「葉酸」を摂取することをすすめられました。最初の方はサプリメントで摂り入れていたり、葉酸が含まれている食材(レバーやブロッコリー、ほうれん草など)を食べたりしていました。しかし、お金がかかったり、意識的に食べ続けたりるのはなかなか大変でした。そこで、私は、葉酸が含まれている甘酒を飲むようにしました。そのまま飲んでも甘くて美味しいですし、甘酒スムージーにすればさらに飲みやすい♪そんな手軽さが魅力的でした。

葉酸と一緒に摂取したい「ビタミンB12」が含まれている

貧血になりやすい妊婦さんにとって欠かせない栄養素が「葉酸」と「ビタミンB12」。ビタミンB12は葉酸と一緒に摂取することで、赤血球を生成します。
(妊婦さんに多く起こる貧血は「鉄欠乏性貧血」と「葉酸欠乏性貧血」があります。「鉄欠乏性貧血」の場合は、鉄の摂取が必要になります)

腸内環境を整える「オリゴ糖」「食物繊維」が含まれている

私自身、今まで便秘の悩みがなかったのですが、妊娠してからは便秘気味になりました。妊娠するとホルモンの影響や運動不足などで便秘になりやすいそうです。甘酒に含まれる「オリゴ糖」や「食物繊維」は、善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。実際、私は「甘酒+ヨーグルト+バランスの良い食事」で便秘が改善されました。

妊婦さんにおすすめ!甘酒の楽しみ方

甘酒は、そのまま飲んでも美味しいですが、楽しみ方も色々。ここでは簡単に取り入れられるレシピをご紹介します。

甘酒スムージー
甘酒アイス
・甘酒ミルク(甘酒+牛乳で完成!つぶつぶ感が苦手な方は、ブレンダーで混ぜると◎)
・甘酒ソイミルク(甘酒+豆乳で完成!調整豆乳には砂糖が入っているので、無調整豆乳がおすすめ)
甘くてスイーツ感覚で味わえる甘酒を取り入れて、マタニティライフを楽しみましょう!
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