ヨーグルトメーカーで作る自家製ヨーグルト。牛乳に好きな種菌(市販の好きなヨーグルトでOK)をセットすることで、いろいろな種類のヨーグルトを手作りすることができます。
私は、よく「R-1ヨーグルト」を種菌として作っていましたが、久しぶりに「カスピ海ヨーグルト」で作ってみました!実は、今までにも何度かヨーグルトメーカーでカスピ海ヨーグルトを作っていたのですが、ちょっとしたミスでなかなか上手くできず…今回は成功!失敗事例も一緒にご紹介します。
自家製カスピ海ヨーグルトの作り方
今回、自家製カスピ海ヨーグルトを作るために使用したヨーグルトメーカーは、アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー プレミアム IYM-012」です。
▼ヨーグルトメーカーの詳しい説明はこちら

材料
・牛乳:成分無調整牛乳 800〜850ml
・種菌:カスピ海ヨーグルト(フジッコ) 100g
手順
1.牛乳パックを開封し、150〜200ml(コップ一杯分程度)、別の容器に移す。

2.種菌となるカスピ海ヨーグルトを入れて、消毒したスプーンでよく混ぜる。

私がスプーンを消毒するときは、洗剤で綺麗に洗った後に熱湯消毒(沸騰したお湯を30秒以上かける)をしています。
3.【温度:27℃、時間:10時間】に設定して発酵開始

最初は8時間でセットしましたが、中身を見ると緩く感じたので、+2時間追加しました。
4.冷蔵庫で冷やして完成!

出来上がりの目安は、中身を傾けてみて、固まっている状態であること(杏仁豆腐のようにプルプルなくらいでok!)。冷蔵庫で冷やせば、さらに固まります。
市販のカスピ海ヨーグルトでも作れるの?
実は、今回使用したフジッコのカスピ海ヨーグルトには「本品を麹菌として使用されますと、うまくできない可能性がありますのでおすすめできません。」と書いてありました。
しかし、すぐに食べたかった私は、失敗覚悟で気にせず(スミマセン…!)種菌として使用させていただきました。
すると、このようにしっかり固まり、カスピ海ヨーグルトが出来上がりました。また、植え継ぎにも成功!かたさについては、植え継ぎ2回目まではしっかり固まりましたが、植え継ぎ3回目は若干緩く感じました(下記のムービー参照)。
味については、植え継ぎ3回目まで変わらずまろやか!いつものヨーグルトだと回数を重ねるごとに酸味が出てくるのですが、カスピ海ヨーグルトは酸味が出てこなくて、酸味が苦手な方でも食べやすい味わいです。
ちなみに、フジッコさんでは「フジッコ カスピ海ヨーグルト手づくり用種菌」も販売しています。今回私が使用したヨーグルトは、メーカーで推奨されているものではないのでご注意ください。公式の種菌はこちらです。

私も次はこちらでトライします〜!出来上がったらまたレポートしますね♪
自家製カスピ海ヨーグルト作りの失敗例
さて、ただ混ぜて時間を設定するだけの手作りヨーグルトですが、私は下記の要因で失敗しました。
設定温度が高かった
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーのデフォルト温度は「40度」。そのままいつものヨーグルトを作る要領でスイッチonしてしまいました。完全なる凡ミスですが、カスピ海ヨーグルトの温度は通常のヨーグルトの温度と異なりますので、温度設定には注意が必要です。
発酵時間が短った
アイリスオーヤマのレシピブックには設定時間「8〜12時間」と記載があったので、最短の8時間で設定したところ、固まっていませんでした。そして、中身の状態を確認せずに冷蔵庫に入れてしまい、いざ食べようと思ったら固まっていないことが判明…。
冷蔵庫に入れる前には必ず固まり具合を確認してみてください。そして、まだ固まっていなければ、1〜2時間ずつ発酵時間を追加してみてください。(それでも固まらない場合は、雑菌が入ってしまったなどの別の要因があるので、廃棄するなどした方が良いです。)

設定温度と発酵時間さえ気をつければ、ヨーグルトメーカーで作るカスピ海ヨーグルトは失敗しらずですよ〜!
酸味が少なくまろやかで美味しいカスピ海ヨーグルト。酸味が苦手なお子様でも、これなら食べられるかもしれません。気軽に量産できるので、いつものヨーグルトに飽きた方は是非試してみてくださいね♪